● 原因不明のたくさんの症状が徐々に改善。今ではアルバイトもできるようになりました。
【症状・ 状態】
・ 首の痛み（締め付けられるように苦しく、呼吸しにくい）
・ 腰痛、頭痛、耳の奥の痛み（ズキズキ痛む）
・ 背中痛（痛みのため、仰向けになることができない）
・ 目の痛み（眼球を握りつぶされているかのような激痛）
・ 喉から首にかけて、鉄の棒が刺さっているかのような激しい痛み
・ 胸痛（痛みのため、うつぶせになることができない）
・ 全身の痛み（少し触られるだけでも痛い）
・ 嘔吐（多いときは、1時間おきに５、6回）
・ 顎関節症
・ 20〜30ｍほど歩くと目の前が真っ白になり意識が遠のく
・ 悪寒（9月でも暖房を入れるほど）
・ 感覚神経の狂い（感覚がつかめないため、階段を下りるのが怖くなる。下りる速度も遅くなった）
・ 巻き爪（1年間、8回切除）
・ 骨に沿って焼けどの跡のようなシミができた
・ 鼻血（鼻をかんだり、洗顔時下を向く程度でも出るほど。しかも、非常に止まりにくい）
・ 顔ののぼせ
・ 手足の冷え
・ 手足の痙攣、しびれ
・ 口に締まりがなくなり、水分を取るとき口からこぼれる
・ 冬場、手の甲に血が滲む
私は20歳を越えた頃からこれらの症状に悩まされ、仕事にいったん就いたものの、
長続きすることなく、自宅で寝たり起きたりの日々を過ごしてきました。
背骨の異常の原因として思い当たるのは、中学1年生の体育の授業です。
マット運動をしていたら、首に違和感を感じたのです。自分では忘れてしまったのですが、母によれば、
この頃から私は「疲れた」が口癖のようになったそうです。めまいや吐き気も頻繁に起こるようになり、
学校も休んだり、行っても早退するようになりました。
また、2年生になった6月、自宅の2階の階段から落ちたことがありました。13段踏み外して落下
したのですが、腕や背中、腰などを強打し、内出血で紫色になりました。整形外科医のもとで
レントゲンを撮ってもらいましたが、骨には異常がないとの診断でした。ところが、その直後から
ひどい便秘になり、首から下に湿疹、あざのようなものが骨に沿ってできるようになりました。
それから1ヶ月ぐらい経つと、腰、特に骨盤が痛むようになりました。それは心臓がもう一つできた
のではないかと思われるくらい、ズキンズキンというひどい痛みでした。しばらく我慢していましたが、
どうにも限界だったので、再び整形外科医を訪れ、レントゲン写真を撮ってもらったところ、骨盤が
ズレていることがわかりました。そこで、しばらく通院し、牽引治療を受けました。
それからは、少しずつですが、いろいろな症状に悩まされていきましたが、調子は悪いながらも、
どうにか学校は通うことができました。しかし、高校卒業後、念願かなって歯科助手の仕事に
就いたものの、2ヶ月ほど経つと、手のしびれや手足の痙攣に悩まされるようになりました。
症状はいっこうによくならず、さらにめまいや吐き気まで加わってきたので、市立病院で検査して
もらいましたが、どこにも異常はありません。しかし、検査で異常はなくても、体は限界でした。
誰かに付いてもらわないと、歩くことができない状態になってしまったのです。これでは仕事が
できません。せっかく就いた憧れの仕事でしたが、泣く泣くやめることになりました。
その後は寝たり起きたりの生活が続きました。病院で思い当たる科、すべてを回って検査を
受けましたが、どこにも異常はありません。そんな状態ですから、薬を処方してもらって飲んでも、
よくなりません。西洋医学以外の治療法では、鍼灸マッサージ、気功を試してみましたが、
こちらも目立った効果はありません。ついには、起き上がるのもやっと、1日20時間以上横に
なっている状態になってしまったのです。
そうした状態が1年ほど続いた頃、整体を受けてみようと思い立ち、電話帳に載っている番号に
連絡してみました。何軒かかけたのですが、どの整体院も私が症状を説明すると、「ウチでは
無理ですねえ」とやんわりと断ってきました。「やはり、私はどこへ行っても治らないのか」と
とても悲しくなりましたが、あきらめずに電話をかけていったところ、唯一「大丈夫、治らない
はずがない！」と力強く応えてくれたのが、健幸クラブ＆整体院だったのです。
すぐに母と一緒に整体院へ向かいました。院長から「あなたの症状の原因は背骨の歪みから
来ていますが、整体で健康になることは間違いない」と説明されたときは、ずっと寝たり起きたりで
調子が悪かったのにもかかわらず、原因がわかり治療法が見つかったのでとてもうれしくなりました。
そして、整体を受けたところ、肩の凝りが取れスッキリした感じを味わうことができたのです。
どこへ行っても、ここまで気持ちよい感じを味わうことなどなかったし、これまでずっとひどかったので、
正常な状態を忘れていたのでしょう、これほど肩が軽くなったのは何年かぶりのことでした。
先生からは「この症状を健康体にするには5年はかかると思うが、できれば3年にしたい」と
言われました。そこで、私は「今後どうなるかわからないけれど、この療法を信じてしばらく
通おう」と決心しました。
しかし、通院はしてはみたものの、2ヶ月経っても、最初に整体を受けたときのようによくなったことを
実感できず、毎回そのことを先生に訴えておりました。先生はその原因については、「相当病弱な
体になっている。体力がないので、筋肉が背骨を支えられない。通院のために体力を消耗しては、
せっかく整体しても長持ちできない」と言われました。本当に困ってしまいました。
しかし、解決策がないわけではありませんでした。先生からは「部屋代はかかるが、整体院の
そばに住み、療養に専念する以外方法はない」と言われたのです。運のよいことに、先生が
お弟子さんのために借りているマンションの部屋が空いているとのこと。そこで、両親に相談した結果、
マンションに住み込み、療養に専念することにしました。マンションには母が付き添ってくれることに
なりました。
マンションに住み込んでからは、毎日整体を受けることができました。最初の頃は、痛みが
出るたびに先生やお弟子さんが、多いときは1日4〜5回も整体をしてくれました。こうした好条件に
恵まれ、除々にですが、痛みや苦しみも次第に薄れていきました。また、痛みの出る間隔も長くなり、
月日を重ねるごとに快方に向かっていったのです。
あれから2年半が経とうとしています。体のほうは、以前とは比べ物にならないほどよくなって
います。もう寝たきりではありません。まだまだ無理はできませんが、仕事も短時間なら大丈夫
なのでアルバイトができるまでになりました。もちろん、友達と買い物や遊びに行くこともできます。
何もできなかった頃は、仕事も遊びもこなせる元気な友達と自分の状態を比較して、いつも悲しく
沈んだ気持ちでいました。まだ、こんなに若いのに寝たきりでいるなんて、将来のことなど何も考える
ことができず、夢も希望も持てませんでした。でも、整体を受けるようになって少し元気になってみると、
「世の中には私よりもっとひどい人もいるのだし、こうやって院長にめぐり合えて、整体を受けて回復した
だけでも私は幸せなんだ」と思えるようになりました。わずかですが、精神的にも余裕がでてきました。
今の夢は車の免許を取ることです。まだ完全に治ったわけではありませんが、まずは教習所に
通えるくらいまでに回復できることを願っています。
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和田 郁恵 （女性 25歳 アルバイト）